こんばんは、夜中たわしです。
本日は謎解きフォトブック『まめたが行く』の紹介と感想をお送りします。
本作は、チワワの写真集付きの謎解きゲームです。
いきなりですが、謎の書かれてないページを少し紹介しますと……
こんな感じ。比率的には、ほとんど写真集。こんな謎解き本あります??
こちら、製作元であるMOVIE ROCK様からレビュー依頼ということで提供いただきました。ちなみにこのチワワは、製作者さんの愛犬だそうです。
完全に、犬(特にチワワ)と謎が好きな方向けの作品ですね。
概要
冒頭で紹介した写真の通り、ざっと見ると普通にフルカラーの写真集です。全92ページとボリュームもそれなり。
で、たまに謎解きも登場します。そうそう、ちょっと見えてる右の謎、物理的に付箋みたいなのが貼ってあって驚きましたね。手が込んでる。
謎解きと写真集部分は関連しており、写真に含まれる要素を謎解きに利用することもしばしば。単なる写真集でないところは期待通り。謎解きに詰まったら、パラパラとまめたの写真を眺めれば何か気づくかもしれません。
謎解きは全3ステージで、それぞれ封印されています(前のステージの答えが書いてあるため)。ステージごとに3つほどの謎があり、キーワードを導き出せば次へ進める……という感じ。
実際遊ぶには、まず指定のサイトにスマホからアクセスする必要があります。
すると、まめたが暖かく出迎えてくれるので……
指示に従い、本の謎を解いてキーワードを入力することでステージを進めます。
ヒントもスマホから参照することができます。ヒントはかなり手厚く、ほぼ答えまで書かれているので、完全に詰まるようなことはないでしょう。
感想
私の場合、ゆっくりめに遊んで、クリアまでは約2時間でした。
過去の作品と比べると、謎のボリュームも難易度も控えめな作りでした。特にステージ2の途中まではサクサクで、一瞬で解けるものも。
ちょっと物足りないな~、と思ってましたが後半は幾分か難易度が上がり、閃きや発想の転換を要求される問題も登場。そして最終問題は一筋縄ではいかない骨太な内容で、一度騙されました(大体いつもそう)。
全体的に初心者向けですが、一部の問題と最終問題は手応えがあり、クリア時の満足度は高かったです。一番テンションが上ったのは、あれを××したシーン(ネタバレに付き何も書けない)ですね。先入観を突いてくる仕掛け、かなり好き。
1つ気になったのは、本に直接文字等を書き込んで解きたくなる問題が登場するんですが、フォトブックにそんなことするのは抵抗があるという……。まあ、書き込み必須の問題はないので、頑張って別の紙と想像力を使えば、どうにかなります(私は書き込みませんでした)。大丈夫!
おわりに
本作は以前からイベントなどで配布されていたんですが、好評につき一般発売することになったとのこと。発売日は、本日(2019/7/27)です。
購入はボードゲーム関連の店舗(公式サイトを参照ください)もしくはAmazonからどうぞ。
関連作も興味がある方は、こちらのリンクからご確認ください(Amazon販売分)。
過去作のレビュー記事はこちらです。
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