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本はもっと乱暴に読もう!『遅読家のための読書術』感想

こんばんは、夜中たわしです。

乱暴と言ってもゴリラの如くドラミングをし、ページを引き裂きながら読めと言っているわけではありません。

もっと雑に、流し読みをしてもいいじゃん、という話です。

遅読家のための読書術

何度か話題にしていますが私は積ん読のスペシャリストです。読むのが遅いくせに本を買い漁るので、超困っています。

参考:

速読系の本を読んだことはありますが、まったくと言っていいほど身につきませんでした。

そんな中出会ったのがこの本『遅読家のための読書術』です。

遅読家だった著者が、毎日書評を書くほどに早く本を読めるようになったノウハウが詰まっています。

こちら普通の速読本とは違い、目の動かし方の訓練などは求めません。

本を読む際の「考え方」を変え、読むべき部分だけ読もう、という内容です。

結構身に刺さってくる部分があり、本を読む際の固定観念を取り払うことができました。

なお対象としているのはビジネス書や新書などです。小説やマンガなどのストーリー性のある本を早く読む方法は扱っていません(それは著者もいまだに遅いらしいです)。

学校教育という呪い

そもそも本を読むのが遅い人は、なぜ遅いのか?

その原因の1つは、学校教育にあると著者は言います。

学校では「作者の言いたいことを読み取れ」や、「主人公の気持ちを選べ」など、著者の意図を一字一句正しく理解し、それを頭のなかに写し取ることを求めてきます。

特にまじめな人にはそのような考えが刷り込まれており、「本というものは全文熟読しなければならない」という強迫観念に支配されているのです。

著者は言います。授業じゃないんだから、もっと不真面目に、自分に都合のいいように読んじゃえ、と。

不真面目に読む方法

不真面目に読む。なんとその方法を私たちは既に身につけているといいます。

そう、今まさに読んでいるこのブログや、Webニュース、SNSで流れてくる内容など、溢れんばかりの情報の洪水を私たちはすでに味わっています。

それにどう対処しているかというと、適当に読んでいますよね。

興味を引く内容、これは知っておきたいという内容がなければ飛ばし読み。重要そうな部分だけ読めばいい。ニュースは見出しに興味がなければ本文は読まない。目に止まったブログでも「お、このブログ、全体的に狂っとるやないか」と気づけば読まない(あるいはさらなる狂気を求めて読む)。

それを書籍でもやっちゃえばいいんです。

熟読で100%理解ができるか?

そもそも、一字一句漏らさず読んだところで、その後どれだけの内容を覚えていられるのでしょう。

……ほぼ覚えていないですよね。いくつかのフレーズを覚えていればいい方です。

それなら、雑に読んでもそう変わらないよね。というのが本書の趣旨です。

本当に自分にとって価値のある部分は、流し読みをしても目に入ってくるもの。

それなら1冊を時間をかけて読むより、雑に10冊読んだほうが時間に対して得るものは多いんじゃないの? という話です。

わかる。痛いほど分かる……。

読んでるけど、目で追っかけてるだけで全然頭に入ってないこととかあるし!!

お金を払って買ったなら全部読む?

ここからは私個人の考えです。

でも、でもですよ! 図書館で借りた本や、立ち読みしてる本ならともかくですよ、自分のお金で買った本なら、全部読みたいじゃないですか! もったいない!!

読まなかった分のお金を捨ててるようなもんじゃないですか!

しかし……そんな考えは、捨てるべきなのは分かってるんですよ。

ある本を1000円で買おうが、1万円で買おうが、タダで貰ったものであろうが……関係ないんですよ! 「今からその本をどう読むべきか」に対して、その本の値段は何ら影響を与えないんです!

どんな高価な本であろうが、途中まで読んで得るものがないと判断すれば読むのを止めるべきなんです。自分にとって価値があるかと、その本の値段には何の関係もないから!

知ってるんですよ……知ってるけど、完璧主義系の思想を持ってるから、きついんですよ……。うおおおお。

でも本書を読んで、ちょっとマシになりました。ちょっとだけ。

頭でわかっていても、飛ばし読みには抵抗がある……そんな人の背中を押す一冊です。

まとめ

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(引用元:バーナード嬢曰く。3巻


たぶん、こういうことかな? え? 違う?

おわりに

ちなみに私はオーディオブック版を3倍速で聴きました。遊びながら。

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映画「サクラダリセット」が良作だった/前篇感想・原作版との違いについて

こんばんは、夜中たわしです。

昨日公開した実写映画「サクラダリセット」の前篇を観てきたのでその感想です。

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前後篇で、後篇は5月13日公開予定となっています。しかしこの「篇」って字難しいですね。

サクラダリセットとは

サクラダリセットの原作はライトノベルで、ジャンルは日常系の能力者もの。数少ない、私の気に入っているラノベのひとつです。

以前実写映画化とアニメ化が発表された時に少し紹介しました

アニメは確実に視聴予定ですが、実写映画は観に行くかどうか迷っていました。実写化は結構微妙なことが多いですからね。

でまあ、イチかバチか応援の意味を込めて行ってきました

結果として、まずまず満足できる作品でした。行ってよかった。

能力者たちの群像劇

能力者もので実写作品と言えば……思いつくのはSPECですね。

SPECでは時間を止める能力者や、氷や炎を出す能力者など、ワンピースやハンターハンターの世界でもやっていけそうな戦闘向きの派手な方々が登場していましたが、サクラダリセットに登場する能力は大体地味です

サクラダリセットの核となる能力、時間を巻き戻す「リセット」は確かにすごいですけど、まあ戦い向きではないですね。

他に登場する能力は「記憶保持」「声を届ける」「ロックをかける」など、暴力沙汰になると手も足も出ないであろう能力がほとんど。戦えそうなのは「対象を消す能力」くらいのものです。

でもその、地味な能力を組み合わせて問題を解決していくのがいいんだよな~。

まあなので、サクラダリセットは静かな、ギャグなしのSPECって感じでした。

ギャグと言えばなぜかツボにはまったのは、坂上央介という能力を人から人にコピーできる能力者がいるんですが、能力使用時にめちゃくちゃリキむ必要があるのか彼のメガネが曇る曇る(原作にこんな表現はたぶんなかった)。他の登場人物はみんな涼しい顔で難なく能力を使用しているのに。

彼だけはものすごく大変そうで、2回能力使ってたけど2回ともメガネ曇ってた。誰か彼をねぎらってやってほしいです。

原作を上手くまとめ上げている

サクラダリセットは原作が完結済みで全7巻、ストーリーは大きく前半1~3巻と後半5~7巻で分かれています(4巻は短編集)。

映画ではこの前半、後半がちょうど前篇と後篇といった形でまとめられています。

1作に3巻分をどう詰め込んだのかも興味のある部分だったんですが、なかなか上手くまとめられている印象でした。

主軸となる部分以外はバッサリと削ぎ落とし、原作1巻と2巻にあたる部分はストーリーを融合し昇華させたような作りになっていました。おいしいとこ取りのような感じです。

原作で興奮を味わったシーンは一通り表現されていたので満足です。

原作未読でもおおよそ大丈夫

能力がいくつも登場するため原作未読だと話についていくのが辛いかも、と危惧していましたが心配いりませんでした。

能力について疑問が浮かんでも、後に疑問を解消する展開が用意されており丁寧な印象を受けました(原作未読で観に行った嫁・談)。

ただやはり時間が少ないためか登場人物の掘り下げが不足しており、人々の関係性や行動理念などが若干読み取りにくいのが気になりました。

原作未読の方は、公式サイトの登場人物紹介くらいは見ていったほうがいいかもしれません。

ところで公式サイトのあらすじを読んでみると、オチまで含めて9割がた書かれてるんですが、公式にあんなに書いていいの……?

まあ原作ありだからそこまで気にしないでいいのかなあ。

原作との相違点

見出しからもちろん分かると思いますが、ここからはネタバレを含みます。

原作から変わった、大きなポイントをまとめました。原作を知っている人向けです。

ネタバレを望まない方はここをクリックして最後まで飛んでください。


  • 原作では村瀬陽香から「死んだ猫を生き返らせて欲しい」と依頼を受けるが、映画ではこのような依頼は受けない
  • よって野ノ尾盛夏が登場しない
  • 非通知くんも登場しない
  • 原作では1巻が村瀬陽香、2巻が岡絵里をメインとしたエピソードだが、映画では村瀬陽香と岡絵里がはじめから組んで、管理局から魔女を連れ出し利用しようとしている(先述した1巻2巻の融合)
  • 皆実未来が登場するも、序盤で交通事故に会いリセットで事なきを得る……のみで能力が使用されることはない(リセット能力説明用の存在になっちゃった。かわいそうに)
  • 原作3巻のクラカワマリ関連のエピソードが映画には丸々登場しない
  • 「マクガフィン」が登場しない


大体こんな感じです。書き出してみると結構思い切った作りですね。

あくまで主軸となるストーリーのみを再構成した感じで、オリジナル的な要素は少ないです。

おわりに

そういや頑張って早めに予約していい席を取ったんですが10人くらいしか入っておらず、ほぼ貸切状態でした

大丈夫なんですかね!?

結構CMとか見かけたんだけどなー……。

そういや前の席に小学生のグループがいたんですが、開始時間になって「お、ついに始まったか!?」と興奮→別の映画の宣伝でした、というのを延々繰り返していたのに噴き出しそうになりました。

小学生たちよ……納得はいかないけど、大体の映画館で冒頭10分~20分くらいは宣伝なのですよ。

ともかく、この調子で人気が振るわないと公開期間がすごく短くなりそうなので、観たい方は早めに行っておいたほうがいいですそれに人が少ないと快適ですよ。

映画が楽しめた方は、原作もしくは4月から始まるアニメにもぜひ触れてみてください。もう省かれたシーンがテンコ盛りなので。

原作は新装版が出ているのでそちらがおすすめです。

ということで、次は本命のアニメ待ち。

連続2クールのようで、そんなに飛ばさずやってくれそう。楽しみだな~。


(追記)後篇も観てきました:

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アシェット『パズルコレクション』第2号「鳥かごパズル」を遊び尽くす!

こんばんは。夜中たわしです。

本日、3月1日が何の日がご存知でしょうか。

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アシェット・コレクションズ・ジャパンが販売する『立体パズルと思考ゲーム パズルコレクション』という、分冊百科の第2号の発売日です!

分冊百科っていうのは、デアゴスティーニのやり方のやつです。

そういや前回書いた創刊号の記事でも同じような言い回しをしたためだとは思うんですが……

「デアゴスティーニ パズル」などで検索してくる方が多数おられました。

違うんです。販売しているのはデアゴスティーニじゃなくて「アシェット」です!

まあいいか。


さてこのパズルコレクション、隔週で刊行され、1号ごとに木製の立体パズルが付いてきます。

前回の記事はサンプルを提供していただいて書いたPR記事ですが、今回は私の自腹で、趣味として購入しています。

なので今回は何を書こうとも自由です!

え? 前回も好き放題書いてなかったかって? そうだったかな……。

鳥かごパズル

第2号のパズルは、「鳥かごパズル」です。

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おそらく前回のパズルと同じで、これを一度崩壊させ、そして再度組み立てろってことでしょう。

ちなみに前回、創刊号の「キューブの中のキューブ」が難易度3(ふつう)だったのに対し、今回の「鳥かごパズル」は難易度4(むずかしい)です。

ふつふつと嫌な予感はしますよね。


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しかしこれ、突起物によってピース同士がガッチガチに噛み合わさってて外れないんですが!!?


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と思ったら、よくよく観察すると一箇所だけ突起のないピースがあって、そこから崩していけるようになっていました。

そして数本抜き取った後は、自然崩壊してしまいました。


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そんな一気に崩壊されたら覚えられないじゃん……。

解いてみる(1回目)

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ところでこれは、公園などにある木のベンチによく似ていますね。

ま、それはいいとして、解いていきましょう。


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むー、これは……。


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なるほど。なるほどね。

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なるほどなー!! 木琴ですか? これは?

まったく進んでいないのに、一体何を納得してるんだ。

※不正がないよう嫁が監視しています

解いてみる(2回目)

とにかく不安定で思い描いた通りに組めず、簡単に崩れてしまいます。

一体何がまずいのでしょう。


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完成形では、地面に接地しているのは面じゃなくて、足みたいなやつで立っています。

これが難易度を跳ね上げていますよね。間違いなく。

ゲームみたいに、空中にピースを固定することができればいとも簡単に解いてみせるんですが……。


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苦しみぬいた末、序盤に余っているピースを土台にして安定化させる方法、名付けて「足場の補強」を編み出しました。

これは鳥かごパズルを解く上での必須スキル……私はそう考えます。


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しかしそれでも崩れる崩れる。

確かになー。不器用だからなあ……そして冊子には「このパズルに挑戦しているときには、手先の器用さが求められます」って書いてあったんだよなあ。


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しかしそんな私でも10回ほどの崩壊を乗り越えた末に、全体がガッチリして安定化してきました。

これはもしや……いいムードじゃないですか?

ほら! ムードいいよこれ!!

うん、前回もそうだけどとりあえずいいムードにするのは得意なんだよなあ


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いやあ、ムードいいわ~。本当にムードがいいわ~!!

うん、ムードはいい


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いや、いいんですよ。本当にいい感じなんですよ。本当に。ただ……。

ただ?


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どうしても最後の一本が入らないんです!!

休憩

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第2号には、創刊号のパズルの答えが同梱されています。

どうしても解けなかった方、買いましょう。

解いてみる(3回目)

さっきの失敗で大体の問題点はわかったので、そろそろ解きますよ。

今度こそ!


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まったく同じだーー!!。

難しいもんだね。


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ポコン ポコン

!?


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オラー!! 今回も爆弾じゃーー!!

(また解く気なくなったな……)


(そして前回の方がクオリティが高かった)

おわりに

その後、冷静になってやり直したところ問題なく解けました。


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え? それは壊す前の画像じゃないかって?

そう、創刊号のキューブの中のキューブでもそのような疑念がありましたが、前回それを晴らすのは困難を極めました(見た目がほぼ変わらないため)。

今回は大丈夫です!


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そのような反応を想定して、もう一度ぶっ壊して別のパターンで組み直しました!!

私は何と戦っているのでしょう。ちなみに2回目の方が時間がかかりました。

ともかくやってみて分かったのは、通常のパズルの能力に加えかなり集中力が必要だということです。

木製なので個体差があって、予期せぬ摩擦でとにかく簡単に崩壊します(安定的に解く方法があるのかもしれませんが)。

そして伝統工芸品を作っている職人の気分になってきます。

手先の器用な方は、チャレンジしてみてください。

ということで創刊号は499円、第2号は1099円です。

興味を持った方は、下記のリンクもしくは書店までどうぞ。

なお第3号以降は1699円なので、この第2号まではお得です。

ちなみに全何号かというと、120号予定(!)らしいです。隔週なので、コンプリートには約5年かかる……?

以降は、興味のあるパズルの付いている号だけ購入してもいいかと思います(定期購読しないと、書店で見つけるのが難しくなっていきそうですが)。


私が第3号を買うかは、この記事に対する反応によります。

コラボレーション

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執筆中に嫁が作っていた謎のジオラマ

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なんとか完全クリアまで到達しましたので、その感想について書きます。

しかし……ずっとクロスワードにかかりっきりだったためブログがしばらく更新できませんでした。

あけましておめでとうございます。

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書影
[オーディオブック版]
ガニメデの優しい巨人
著者:ジェイムズ・P・ホーガン /著、池 央耿/翻訳
再生時間:10時間35分
オーディオブック配信サービス「FeBe」

この作品は『星を継ぐもの』の続編で、3部作中の2作目です。

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