こんばんは、夜中たわしです。
去年デスクトップPCをWindows10に買い替えました。そして不満を抱えています(Windows10に限った問題でもないんですが)。
Windowsの終了方法にはシャットダウン以外にスリープと休止状態があります。
これは非常に便利!!
スリープあるいは休止状態なら、次回の起動時にデスクトップの状態が維持されているのです。特に休止状態であればHDDに状態を保持するので通電も不要。つまり実質シャットダウンの上位互換と言えます。
これはウィンドウやアプリを多数開いて作業している際に重宝します。特に翌日も継続作業を行いたい場合など、起動しなおすたびに元の状態に持っていくのは面倒この上ないですからね。
という感じなので、私に限らずPC終了時にはスリープもしくは休止状態を選ぶ、という人々が一定数存在します。
そして彼らは必ず、勝手に何度も起動するPCに対しブチ切れるという経験をしています。
PCが勝手に起動するとどれほど困るか
スリープや休止状態中のWindowsPCは勝手に起動することがあります。そして勝手に起動するのは、夜中であることがほとんど。
起動すると私のPCは瞬間的に「ブォォォン!!」と鳴ってしまいます。
私はそれで起こされることはほぼありませんが、嫁と息子(0歳)が起きます。
最悪です。
もはやテロ。マイクロソフトは家庭の平和を脅かしたいのでしょうか??
先日など、それに加えてWindows Updateにより再起動までしていました。
勝手に2度も起動時の爆音を鳴らした上、さらに作業環境も消滅させるという暴挙。さらにその後は起動したままで放置状態に。
そのPCの電気代は誰が払うのでしょう。せめて勝手に起動したなら勝手に終了しといてくれ。
起動原因
Windowsがスリープ・休止状態を解除するパターンは多岐に渡ります。
- マウスの動きやキーボードの操作に反応して起動
- LANケーブルからの特定の信号に反応して起動
- ウイルス対策ソフトや録画ソフトによるスケジュール起動
- Windowsの自動メンテナンスによるスケジュール起動
- 猫が電源ボタンを押しちゃった
- ポルターガイスト現象
私も色々経験しました。驚いたのは近くにあるHDDレコーダーのON・OFFに連動して起動していた時ですね。確かにLANが同じルーターに繋がってましたが、敏感すぎるのでは??
これらに1つ1つ対応していくのも手なんですが、それでは根本解決になりません。対策しても対策しても抜け道を通って起動してくる可能性は残ります。
そもそもWindows Updateで新たに勝手な起動の仕組みが搭載される可能性もありますし、実際何度もやられてます。
んで都度都度対策を打ってましたがもう疲れました。そんな余計なことに時間は割きたくありません。
そもそも今回、調べても起動原因わからなかったし……。
(大体、解除元不明って何なんだ。自分で起動したんだろうに)
もう……こっちは翌日もデスクトップの状態を維持して継続作業したいだけなんだよ!
根本対策
ということで本題です。
要はPCが物理的に起動できない状態にしてしまえばいいのです。それなら電気を与えなければいい。
なので休止状態にした後、コンセントを抜くことにしました。
休止状態なら通電は不要なのでコンセントを抜いてもいいのです。あ、スリープ時にコンセントを抜くとすべてが消し飛ぶのでご注意ください。
電気が通ってなければ流石のWindowsも起動できないはず(むしろ起動するなら便利過ぎる)。
ちなみに休止状態はWindows10だとデフォルトでは隠されており、設定を変更しないと選べません。
抜き差しは面倒なので、こんなスイッチ付きのタップを使っています。
以前と比べると1つ余計な手間が増えましたが、これで安眠できます(嫁と息子が)。
おわりに
この方式なら、予期せぬ起動の原因となるもろもろについての対策はまったく必要ありません。全然考えなくていいので楽です。
ノートPCの場合はバッテリーがあるのでコンセントを抜くだけでは駄目ですが、バッテリーが簡単に取り外せるならなんとかなるかも(責任は取れません)。
もしくは……MacBookを使いましょう。
ともかく勝手に起動するのは明らかに異常な仕様なので、マジでやめてもらいたいです。
こんなの、マイクロソフトがその気になれば、電源のON/OFFを連続で繰り返すことも可能ってことですからね。
そろそろ電源ボタンを押さない限り絶対に復帰しないモード(あらゆる設定より優先される)を搭載してください。
以上です。