こんばんは。夜中たわしです。
小学生の頃、組体操の練習中(それも運動会当日の朝)に左腕を骨折した話を以前しました。
今回はその後の話です。
骨折はつらいです。ギプスをして三角巾をつけている状態。トイレやお風呂など、色んな場面で不自由に晒されます。
ゲームも満足に遊べません。ゲームも満足に遊べないのです!!
幸い、私が好んでいたのはRPGだったので、右手だけでゆっくり遊んだり、気合で左手も使ってゲームをしていました。恐ろしいまでの執念です。
嫌いな学校行事
そして、学校行事の方はと言うと、運動会の次に待っていたのは、音楽発表会です。
音楽発表会は、保護者などの前で演奏を行う催し物です。
うちのクラスはクラシック音楽、ラデツキー行進曲を選択していました。
私は演奏は嫌いなわけじゃないですが、大勢の前での発表行為が苦手でした。なぜこのような強制参加の催し物は滅びないのでしょうか?
しかしそんな私に朗報! なんと、骨が折れているのです!
「片腕を骨折してるから演奏は無理ですよねえ? 見守りますよ! 先生!!」
そう期待を込めて教師を見つめると、私にはこれが提供されました。
マラカスです。
いや、決してマラカスをバカにするわけじゃないんですが、みんながラデツキー行進曲を演奏している中、自分だけマラカスって。
いやいや、確かに片手で演奏できるけどもいやしかし。
誰だマラカスなんて学校に用意したのは!!
練習の日々
発表会に向け、毎日のように練習が行われます。
ピアノを格好良く弾く生徒。
マラカスを振る私。
リコーダーで演奏が難しい部分を頑張る生徒たち。
マラカスを振る私。
木琴や鉄琴の練習に励む生徒たち。
マラカスを振るのみの私。(難易度:0)
なぜだ。なぜ骨折した上に、こんな辛い思いを。
せめて大太鼓とか、格好いいやつをあてがってくれ……!
音楽発表会本番
ついに私たちのクラスの出番が回ってきました。
みんな練習してきただけのことはあり、完璧な演奏です。
私はといえばマラカスの演奏に失敗するはずもありませんが、緊張により手に汗が滲みます。
そして演奏が最高潮に達した時、なんと汗でマラカスが滑り落ちてしまい、
「あっ、マラカスが!! 危ない!!」
おわりに
なんてことはなく発表会は普通に終わりましたが、骨折には気を付けましょう。
このような不幸を生み出さないためにも……。
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