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リアル桃鉄に参加した話(京都南部エリア編) - 年子育児日記(小1,小2)

こんばんは、夜中たわしです。

以前息子とリアル桃鉄に参加したのでそのレポートをお送りします。

行ったのはもう2週間ほど前で、しかも該当のはイベント終わりかけてますが、今後遊ぶ方の参考にはなるでしょう!

ちなみにポッドキャスト(ゲームの滝壺)でも話してるので、そちらでお聴きいただいても大体同じです。

open.spotify.com

リアル桃鉄について話しているのは、45:43~です。

リアル桃太郎電鉄

リアル桃鉄は、桃太郎電鉄を現実世界で体験できるという、なんとも正気とは思えないイベント。息子が学校からチラシを受け取ってきて、とにかく行きたいと言うので参加してみることになった。なお娘は何ら興味がないので待機!

これが全国各地で10回以上も開催されているというから驚きだわ。今回私が参加したのは、地元の京都で開催されていた「リアル桃太郎電鉄 ホンマの京都・万博編」の南部エリア編。

南部編は7/10で終了するけど、北部編も始まっていてそっちは8/31までやってる。

おおむね同じと思われるけど、北部編のほうがなんとなく電車の本数が少ないなど厳しい気がする。なので南部編に参加したぞ。

遊び方

専用のスマホアプリを使い、1日プレイ券なら1000円、2日プレイ券なら1500円を払って参加する。この際2人で別々に参加すると、当然別々の出目が出るから別行動になると思われる。ひとつのスマホで遊んだほうがよいです。

で、私は当然と1日プレイ券を選択(2日もやってられない)。

で、桃鉄よろしくサイコロを振って出た目のぶんだけリアルの駅を進むことになる。これは単純に面白い。普通じゃなさすぎて。

ちなみにルートは一本道で、例えば「3」が出たら3駅進む以外に選択肢はない。たしかにそうでないとプレイ規模がでかくなりすぎる。

南部エリア編の場合はJRの京都駅からスタートし、特定の駅(上狛)まで行って折り返し、途中まで戻ってゴールという流れ。

サイコロの出目だけ進み、現実の駅に止まったら改札を出てチェックポイントに行く必要あり。京都の場合は神社やお茶屋さんなどがチェックポイントとして多い模様。該当地点に近づくとGPSで判定されて「チェックイン」できるようになり、次のサイコロを振れるようになるぞ。

途中、駅にチェックインすると、大抵はその土地に関するクイズが出題され、正解数に応じてゲーム内のお金が増える。難しくてわからない問題は息子に回答してもらったら、結構正解するので驚いた。カンがいい。

さらに実際に地元の店舗で「漬物を買え」だったり「お茶を味わおう」「有料のミュージアムに入れ」といったミッションが発生することもある。

これを達成してQRコードを読み込むとゲーム内のお金が増えるけど……当然、リアルのお金は減る!

厳しすぎるシステム

私としては、この「リアル桃鉄」のシステム……ゲームとしては気になる点が多いなあ。

まず一番のネックは、「改札を出ないとダメ」という点。この南部エリア編ではいわゆる1日乗車券やフリーきっぷのようなものが使えない。つまり改札を出れば出るほど電車賃がかかる!

ゲーム内のお金を稼ぐにはプラス駅や宝くじ駅をこまめに踏んだ方がいけど、そうするとリアルのお金がどんどん減るぞ。

加えて、遠くの駅に行くと電車の本数が1時間に2本とかになり、待ち時間がめちゃくちゃ長くなる……!

ちなみにかかった交通費は私が2000円弱、息子が半額で1000円程度。

ランキング上位を狙うなら、急行カードなどを使わずに(カードの要素も当然ある)コツコツ降りるのが正解に違いないんだけども、そうなると時間も体力も相当消費する。小2には耐えられないのでは? 私も耐えられない。


月間ランキングの上位者にはホテルの宿泊券なんかの豪華景品が出る。

上位の人は急行系のカードは原則使わず、ミッションでは漬物などを買いまくり、おみやげを大量に持って抹茶パフェを食べているはずである。「プレイバックカード」という前の駅に戻れるカードも使って稼いでいるはず。当然私は使うわけがなかった。

そう、「まち駅」という要素もあって、これは実際の駅ではなく駅周辺の施設が駅扱いになっていて、結構特定の施設まで歩く必要がある。このポイントでは電車に乗らない分お金はかからないものの、時期的にめちゃくちゃ暑くて、単純にキツい! 上位の方々、大丈夫か……!? 水分補給はしっかりしたほうがいい。

救済措置?

疲れた人や時間がない人向けの救済措置として、折り返しの駅で「スペシャル急行カード」が出現したのはありがたかった。サイコロが2個になって、止まる駅も選べるのでめちゃくちゃ進める(おそらく2~7マスまで?)。

あともうチェックインが無理となった場合、もう無視して進めるモードも用意してくれてる。

普通にサイコロを振ってるとあまりに時間がかかりすぎて帰れないかと思ったからね。適度に急行カードやらを使ったけど、それでもプレイ時間は7時間くらい、家からの移動も含めると、外にいた時間は9時間くらいになった。

これが最終結果。

参加時点で一位の方は6億円を超えてたので全然である。基本ランキング上位は目指さず、観光目的で遊ぶのがよさそう。上位は茨の道すぎる。

そうそう、「いいね」なんていう項目があるけど、アプリ内に画像掲示板みたいなのがあってそこに投稿していいねを貰ったり、他人の投稿にいいねするとお金がもらえる。この辺なぜか公式サイトには記載がない。

そういや最初京都駅でマップとシールがもらえるけど、これも公式サイトでは説明しておらずアプリ内で案内される。

あらかじめ説明してくれたほうがありがたいけど、なんでだろ。

チェックポイントなどの写真

まとめ

ゲームシステムとしては微妙な点も多いものの「桃鉄をリアルでやっている」というムードは唯一無二! ゲームを現実に適用するのは確かにテンションが上がる。

あと電車好きの息子はかなり喜んでいて、もう一度行きたいと言ってましたね(疲れ切ってはいた)。

ただゴール地点が酒屋だったり、漬物を買うミッションがあったり、京都という土地柄が子供には向いてなかったかも。漬物買ってみるか提案したけど当然いらんと言ってたし。


という感じで電車に乗るのが好きだったり、街巡りが好きな方には、お勧めできるイベントですね。

ただゲームの「桃鉄」が好きなだけで、電車や街歩きに興味がない方の場合楽しいのは序盤だけになるおそれあり。

一応、ミニボンビーやキングボンビーが発生してその駅に止まるとお金を取られる展開もあって、そこを急行カードなどで回避する……くらいのゲーム要素はあるけども、申し訳程度って感じだなあ。

今後も色々な場所で開催されるだろうし、定期的にゲームシステムも変わってるみたいなんで、今後もっと面白くなるかも。そうだといいなあ。とりあえず今後参加するなら涼しい時期にしたい!

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