こんばんは、夜中たわしです。
お盆休みの最中に息子(1歳になったばかり)がやられた突発性発疹について記録しておきます。
かかりつけの小児科がずっと休診だったので結構困りました。
記事中に、発疹の画像が登場するのでご注意ください。そんなに気味悪くはないですが。
突発性発疹とは
突発性発疹というのは小さい頃に誰でもかかる、こんな病気です。
- 突然高熱が出るが、熱以外の症状はほぼない
- 熱が下がるとおなかを中心に発疹が出る
- 発疹にかゆみはない
- 生後6ヶ月~1歳くらいに感染しやすい
- ウイルスが2種類存在するため、運が悪いと2度かかる
ウイルスは一生体内に残るらしく、親などからうつることが多いそうです。つまりずっと家にいても平気で感染します。
発疹が出るまで何の病気なのか判断できないのもタチが悪いです。
薄気味悪い病気ですよ。嫌ですね。
経過
1日目(発熱)
夜中に発熱に気づく。体温は39℃台。寝苦しそう。寝る前はすごく元気だったので、いきなりの高熱に驚く。
さらに数時間後には40℃に。
あまりに辛そうなので、熱冷まし(座薬)を使う。
7月にものすごく色んな病気をくらったので、余っていたのだ(これは今度書きます)。
その後は普通に寝ていたので、ひとまず様子を見ることに。
2日目
朝、座薬の効果も切れ、また39℃台に戻る。
近所の小児科がやっていればとりあえず見せに行くところだが、あいにく休み。
こんな日に行けるのは大きな病院か、あるいは休日診療所。しかしどちらも遠く、長時間の遠出になるので息子への負担が心配。
幸いにも咳や鼻水はほとんど出ておらず、ゆっくりだがご飯も食べるので、見守ることに。
この時点で突発性発疹を疑う。その場合効く薬はないので、結局安静にしているほかない。ほとんどのウイルス性の病気は基本我慢して治すしかないのだ。
それに一般的に、熱以外の症状が特になければ慌てて受診する必要はない……らしい。
ただ高熱時には辛そうにしているので、3回熱冷ましを使った。特に夜に熱が高くなる傾向で、そのままだとほとんど眠れなさそう。
座薬を入れると1時間と経たず体温は38℃前後まで下がった。
すると昼間は体が軽くなったのか、いつも通りめちゃくちゃに遊び出す。本当に病人なのか、息子よ。
しかし根本は疲れてるのか、昼寝はいつもの倍くらいする。
3日目
前日とあまり変わらず、39℃の熱。
このまま熱が続くようなら病院に行くか……?
近所の小児科は依然として休みで、病院は午前中だけ受け付けていて明日から休み。なので午前中に熱が下がるかどうかで決める。
と、なにやらいつものように普通に遊び出したので熱を測ってみたところ、なんと37.5℃。
治ったか!!?(何の病気だったのか知らんけど)
と思って病院に行くのを取りやめたら……
なんと夕方からまた熱が上がり始めて夜中には40℃に。
やはりというか寝づらそうなので、熱冷ましを使う。
熱冷まし(座薬)の入れ方がかなり上手くなっていることに気づく。まかせておけ。
4日目
近所の小児科は今日も休み。
容態が悪化したら、休日診療所かちょっと遠くの小児科(お盆休みが明けている小児科もあるのだ)に行くことに決める。
体調は前日と変わらず、日中に熱は下がるが夜上がるという状況。他の症状は特になく、ご飯はゆっくり食べてめちゃくちゃ昼寝する。
5日目(発疹が出る)
早朝、ようやく熱が下がる。
体を見てみると、お腹と背中に発疹あり。ここで突発性発疹であることが確定!
ピーク時のお腹。写真写りが悪く、ビール腹にしか見えない。
謎の病気じゃなくてよかった。もうあとは見た目が多少悪いだけで平常通りのはず。
と思いきや夜寝る前、信じられないほど不機嫌に。
今までにない大声で泣き、寝かせようとすると足をグワーーッと伸ばして、思いっきり仰け反ってくる。今までに無かったアプローチで、全然泣き止まない。
何か別のヤバイ病気にかかっているのか!!? と、かなり焦る。
……調べてみると突発性発疹は「不機嫌病」とも呼ばれるそうで、発疹が出てから機嫌が悪くなる事が多いらしい。
なぜこんなにも不機嫌になり暴れまわるのかは、誰もが口を固く閉ざしているのでわからない(まともに喋れないから)。
というか聞いてませんよこんな状況。手元の本だと「熱がある割に機嫌のいい子も多い。熱が下がってから発疹がしばらく出て終わり(意訳)」的なことしか書いてなかったし。この機嫌の悪さは教えておいてほしかった。もう安心してこっちも普通に寝るモードに入ってたし。
しかし不機嫌病って言うようですが、「不機嫌」って単語だけ見ると想像するのはこんな感じじゃないですか。
実際はこうなってますよ。
(このフリー素材どうなってんの??)
と言っていても仕方ないので息子の対応。
とにかくやりたいことを遮らなければ機嫌は良い模様。
深夜だというのに、部屋内をハイハイで動きまくり、興味を持ったものをとにかく引っ張り出す!
危険物に手を出すとさすがに取り上げるが、すると当然の号泣。
特に気に入ったのは炊飯器。なぜだか知らんが開け閉めしまくる!(手を挟まないようサポートするのが地味に大変)
あとはミルク。さすがにミルクを飲んでる最中は大人しい。
ミルクがなくなるとすぐ暴れるので、残り少なくなってくると怖くて仕方ない。なくなれば即追加で作るしかない。
そんなこんなで数時間頑張ったところ、最終的に疲れ果てて眠る。
6日目
いつもより機嫌は悪いものの、昨日よりはマシ。
本来保育園に行くところだが、念のため休む。
確認すると、突発性発疹の場合は熱さえ下がっていれば登園していいらしい(保育園によるので要確認)。
元気になったためか、なぜかおもちゃを持って直立不動になる息子。撮影角度が悪く、ものすごい短足に見える。
その後
翌日はそのまま登園。保育士さんの話によると、別段機嫌も悪くなく、普通に遊んでいたらしい。
発疹は出始めてから4日ほどでほぼなくなる。
ピーク時は顔から足の先まで発疹が出てて、嫁は「足の甲まで発疹が出てる! 足の甲まで!!」と、一日に5回くらい言っていた。足の甲に一体どんな思い入れがあるのだ。
おわりに
医者が長期休みのタイミングで高熱を出すと、やはり焦りますね。突発性発疹だろうという予測が当たっており事なきを得ましたが。
しかし、書いたとおり病状がちょっと思ったのと違いました。
想像:
発熱中は不機嫌で大変。
発疹が出てからは元気で平常通り。
現実:
発熱中はあまり活発に動かず、ものすごく寝る(心配だけど楽)。
発疹が出てからはとんでもなく怒り狂う。1日目の夜が特に大変。たまらん。
個人差もあるようで、ほとんど平気な子もいれば、発疹が出てる間ずっと不機嫌な子もいるようです。息子の場合はこれでもまだマシっぽい。
ともかくそんな感じなので、突発性発疹がまだのお子さんを持つ方は、心構えをしておいたほうがいいでしょう。2回目の感染はしないでほしいものですね。
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