こんばんは。夜中たわしです。
運転免許の更新に行ってきましたよ。
前回の更新からもう5年経つのか。早……。
今回、「オンライン優良運転者講習」という制度を利用したのでそのレポをお送りします。
オンライン優良運転者講習とは
運転免許更新の講習をオンラインで受講できる(優良運転者限定)。それがオンライン優良運転者講習である。
この2月から一部地域(北海道・千葉県・京都府・山口県)で開始されており、将来的には全国展開する予定らしい。
「え! ネットで免許更新できるなら最高じゃん!」 と思った方、ちょっと待っていただきたい。オンラインでできるのは講習のみで、今まで通り会場には行く必要がある。適性検査や写真撮影があるんで。特に視力検査なんて、行く以外どうしようもない。眼科が全面協力でもしない限り……。
とはいえ会場での所要時間を短縮できるのは事実。なら疑問なのは、そのオンライン講習を受けるのはどの程度の手間なのか。その手間に見合う価値はあるのか、ですよねはい。
答えとしては、オンラインでの受講環境が整っていない、あるいはWebの操作に慣れていないのであれば今まで通り現地で受講したほうが楽。環境が整っていればオンライン講習を受けた方が総合的に楽。という感じ。ちなみに私の場合、後述しますが行く時間を間違えて講習を2回受けました!!!
受講方法
オンラインで講習を受けるに当たり、必要なものは下記の通り。
運転免許証
マイナンバーカード
マイナンバーカードを読めるスマホあるいはPC(ICカードリーダ)
スマホの場合はインカメラ、PCの場合はWebカメラ
スマホあるいはPCにマイナポータルAPをインストールしていること
マイナンバーカードのパスワードを覚えていること
まず曲者なのがマイナンバーカードかな。まだ過半数が持ってないはず。替え玉防止の為っぽいけど、他に方法はなかったのかね。というのも上記でカメラが必要と書いているじゃないですか。これ、オンラインでの受講中に顔写真の撮影が必要なんですよね。本人確認のために。ならマイナンバーカードいらなくねーか???
よくわからん……。わからんけどマイナンバーカードがないと受講できない。それは揺るがない。
でまあ、大半の人はスマホを使う方が楽だと思う。私もスマホでやりました。
さて環境さえあれば受講自体は何ら大したことない。
マイナンバーカードを読み込んでパスワードを入力、続けて免許証番号を入力。んでガイドに従って進めていくと、講習動画が始まる。
冒頭の注意事項以外は現地で見る動画と完全に同じ。私は講義を2回受けてるんで知っているのだ。
この動画、一時停止はできるものの早送りや巻き戻しは不可。早送りがNGなのはわかるけど、巻き戻しはしたかった。一応10分程度の区切りごとに再視聴はできて、その際はスキップ可らしい。
オンラインならではの要素として、途中に問題が登場する(隠さないでいい気もするけど、念の為隠しとく。ネタバレだから)。ちなみに間違えてもペナルティ無しで続行できる。そう、私は一問だけ間違えた……。
問題の後にはちゃんと見てるかの確認として写真撮影を要求される(計3回)。これが個人的には鬱陶しかった……。写真、嫌い。
とまあ、その繰り返しで講義を視聴していく。
その後、運転教育・広報動画というのが任意で視聴可能だった。せっかくなので見たら、普通に知らん知識が紹介されていて驚いた……。
つい最近、教則が改正されて信号機のない横断歩道では手を上げることになったらしい!
ということは……? そう、その通り。
今までは手を上げず、ただ待つよう規定されていた!! 昭和53年から!
全然知らんかったぞ……。な~んも知らんわ。交通ルール……。
ちなみに京都では、手のひらを運転手に向けて運転手と目を合わせるのが「はんなり」としててよいらしい。
京都の停止率は5%です。反省せよ。
おっと、脱線がすぎた……。
最後に簡単なアンケートに答えて、オンラインでの作業は終了(画面撮影忘れた)。
テストや写真撮影などの割り込みがあるものの、普通にやれば広報動画を見ても1時間とかからない。これは現地での待ち時間+リアル講習の時間を考えれば、いい勝負かな。メリットとして拘束時間が減って人と接する時間を減らせることに加え、動画の一時停止や見直しが可能だったり、ご飯を食べながら見られたりとまあ色々ある。自由がききやすい。環境さえ揃っていればおすすめ。
現地での更新作業
さて後は実際に試験場等へ行っての更新作業だ。私の場合、京都駅前運転免許更新センターに向かった。
本来オンライン受講をした場合の流れを記載したかったけど、幾度か触れたように私は行く時間を間違えてしまい、2重に講義を受ける羽目になった……。
免許の更新に行ってきた。
— 夜中たわし (@tawwwashix) February 8, 2022
地域限定で今月始まったオンライン優良運転者講習ってのを事前に受けてて、「これでめちゃ早く更新終わるぞ!!」と勇んで行ったんだけど、受付時間が別枠なのに気づいてなくて、オンラインとリアルで2回講習を受ける羽目になった…。
まず会場に入るなり「オンラインで受講してませんよね?」と確認され、間違いに気付く(張り紙がめちゃあったから間違う人多いんだと思う)。んで、1時に行ったんだけどオンライン受講者枠は3時から。このままみんなと一緒に受講するか、3時まで待つかと聞かれたが、そりゃもう受けるよね。2時間もどこで待つのよ……。
一応なぜ勘違いしたか書いときますと……まず更新ハガキに受付時間が書いてある。
これ、何の注意書きもないけどリアルで講習を受ける場合限定の受付時間なんですよ。そんでオンライン講習の受付時間はこちら……なんてことは1ミリも書いてない。そのため、オンラインだろうがリアルだろうがこの時間に行きゃあいいのかな、と思い込んじゃったのよ。これが第一の間違い。
実際はオンライン優良運転者講習の説明ページに行けば、オンライン受講した場合の受付時間が書かれている。
よく見ると確かに記載があるし、末尾に「注意」とも書いてある。けどもう思い込んじゃってますから。「あー、はいはい。ハガキに書いてあった時間の再掲ね。わかってるわかってる」ってなっちゃう。これが第二の間違いであり致命的ミス。この書き方じゃ弱いぜ……。赤字にフォントサイズ3倍じゃないと。オンライン講習の最後にも受付時間が表示されてたけど、同じ理由でスルー。
……とまあ、そんなわけで。
再講習を含めて所要時間は1時間半ほど。3時のタイミングで受付に行っていれば、これが30分以下までに短縮されていたと思われる。講習の動画は30分だけど、人が集まるまでの待ちと免許証の配布待ち行列があるんで、4~50分はかかるだろうし。そもそも噂だとオンライン受講者は超少ないので、各種窓口の待ち時間は段違いに短く、人混みもないはず。
おわりに
途中にも書いた通り、環境さえ揃っていれば(そして変なミスをしなければ)オンライン受講の方が総合的に楽。特に今は行列に並んだり、大勢と同じ教室で受講したりは極力避けたいから……。ということで機会があればぜひ試してみてほしい。
しかし本当に少数しかオンライン受講してなさそうだなあ。今まで通りなら、な~んも考えなくていいからね。「なんやようわからん手続きをWebでするくらいなら、今まで通り講習くらいうけるわ」って大多数がなりそう(偏見)。
まあともかく、受付時間はよく確認しよう。
ちなみに私はペーパードライバーです。なのに2回も受講した。