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【謎解き紙ゲー】スイッチと紙の間取り図で謎解き『マドリカ不動産2』感想

こんばんは、夜中たわしです。

間取り図を印刷しないと遊べないニンテンドースイッチソフト、という攻めすぎた謎解きゲー『マドリカ不動産』に4年ぶりの続編が出ました。

その名も『マドリカ不動産2 -新物件の間取り謎-』。さらなる続編が出た時の名付けが心配になる副題だけど、大丈夫かな。

とりあえずこちらが紹介動画。

加えて、前作のレビューはこちら。

間取り図の印刷が必要

さて本作、間取り図の印刷がほぼ必須!

この印刷が本シリーズの肝。紙に書き込むのみならず、折ったり切り取ったりするのが醍醐味で素晴らしいんだけど、印刷のハードルが高いのも事実。

でもそこをあえて印刷してほしい。たのむ!!

印刷用PDFが上記サイトにあるんで、とりあえず内容を見てもいいかも。間取り図の様子から「この部屋、何事やねん」などと興味を持ってしまい、そしてうっかり買ってしまうのもいいですね。

前作は印刷せずとも解けるステージが目立ってたけど、本作ではかなり印刷の必要性が増していて、ハサミを使う物件も目立つ。これはかなり好印象。ハサミで切ったピースを使って「あーでもない、こーでもない」とやってる時間が一番面白いからね。この感覚はゲーム内だけではそうそう出せないよな~。

ゲームの流れ

ルールは前作とまったく同じ! 簡単に紹介するぞ。

基本は物件内にいるオバケを魔法で退治するのが目的なんだけど、魔法はただでは使えず、謎解きが必要。

なおオバケは全然怖くない。前作で怖がる人がいたようなので緩和したとの話を聞いたけど、正直前作からして全然怖くない。何もせず浮いてるだけなんで、安心して欲しい。

今作でも主人公は基本歩けない(理由は分からない)。なので「あたりを見回して謎を解く」「魔法を唱える」の2つを利用してゲームを進めることに。

謎を解くことで見つかったコマンドを、目を閉じて入力すると魔法が発動! この時の演出、「解けた感」があって気持ちいい。難問であるほど快感が増すのよ……。このために遊んでる。

気に入った物件

いくつか感想として気に入った物件を紹介しておこうかな。

まず物件10のピラーズキャッスル。書きかけの間取り図を作図しながら進める「間取り自体が謎」のステージなんだけど、一番良かったかも。徐々に明らかになっていく間取りと、その構造の美しさには目を見張った。


物件13の心霊重力反転住宅。もうこれは名前が面白すぎ。想像通り部屋の重力がめちゃくちゃで、壁や天井部分も部屋みたいになってる。

なので間取り図を立体的に組み上げて解くことに。

これは公式の画像なんだけど、やはり「立体」が出てくると一味違う。


あとは物件17クーローンの巨大団地。間取り図を見ると「部屋がひとつだけやん」としか思えないけど、実際は「団地」というだけだけあって……細かいところは書かないほうがいいかな。推理要素が強く、考えが的中した時の気持ちよさはピカイチ。


反面、解いてて「ちょっとしんどいなー」と思ったのは、待たされるステージかな。いくつかあるんだけど、例えば物件8、Mr.スシスキーの館。

でっけーー寿司が流れてくる物件なんだけど、寿司の流れを待たなきゃならないのよねここ。ギミック的に必要なのはわかるんだけども。

インパクトはまあすごい。

おわりに

やはり前作に比べ、印刷必須の謎が大幅に増えてるのがよかった。印刷した甲斐がある。

ただ今のところ、完全クリアに至っていないのよ……。

結局物件19は解答動画を見てしまった。これは自力で気づけたか? というと無理な気がする。この辺は一人で悩まず誰かと協力したほうがいいかもしれない。

そしてクリア後の要素として隠し部屋が確実にあって、推理に必要な要素は揃っているはずなのに何一つわからない。もし解けたら何かしら追記する!


なぜか前作だけは楽天やAmazonからも買えます。

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