本日新型のプレイステーション4が発表されましたが、それにともない大変な動画が公開されました。
これはゲームに普段興味がない人にも見ていただきたいです。
もう、最高ですよ。最高のプロモーション。
間違いなく、「天才」の生み出した作品といえます。
こんなCMは、どのような発想法をすれば思いつくことができるのか、嫉妬がおさまりません。
どうしてこうなった?
まず話の流れはこんなはず。
- ペルソナ5と薄型PS4の発売日が近い
- 同日発売にして、コラボしたプロモーョン動画を作ろう
- ペルソナ5は怪盗がテーマだ。「盗む」をキーワードにしよう
- PS4は5000円値下げする。5000円を盗むという流れにしよう
- 5000円といえば樋口一葉。樋口一葉を盗ませよう(!?)
- 樋口一葉に歌わせちゃえ(!?!?)
4まではわかるんですよ。まだ凡人でも発想可能な領域ですね。
でも5で状況は一変。様子がおかしくなってきます。
6はもはや天変地異といっていいです。
このような発想を行う方法を、参考書籍を元として考えていきたいと思います。
不朽の名作『アイデアのつくり方』
アイデア出しの方法として最も有名なのはこの書籍、『アイデアのつくり方』です。
ページ数が少なく読みやすいのですが、この中にはアイデアをひらめくためのエッセンスが凝縮されています。
ひらめきを生み出すには方程式があるといいます。
すごく簡単にいえば、まずデータを集め、脳にインプットします。それを一旦寝かせた後、常に頭の片隅に置いておけば日常の中で急にひらめきが降りてくるというのです。
ひらめきがいつ降りてくるかはわかりません。待つのです。
待つしかないのです。
ムゲンプチプチ開発者の『∞(むげん)アイデアのつくり方』
ムゲンプチプチやムゲンエダマメを開発した著者のこの書籍。
アイデアをひらめくには、もの同士を組み合わせることが必要として、それには「しりとり」が有効だと提唱しています。
新しいアイデアのつくり方 | 高橋 晋平 | TEDxTokyo
tedで公演もされていて、この動画は短時間で面白いのでおすすめ。
まとめ
これらの書籍が私たちに教えてくれることは一貫しています。
最も重要なのは、一見無関係なものを結びつけること。
それを踏まえて努力すれば、我々でも樋口一葉を歌わせるという発想に至ることができるのか?
しりとり発想法を用いるなら、樋口一葉をベースにしていろいろな単語を組み合わせることで、「歌」を発見すれば可能なようにも思えす。
ただ、樋口一葉をベースにするという発想にいかにしてたどり着いたのか。
やっぱり、こんな発想は出てくる気がしねーんだよなあ…。
そうか、プロモーション要員の中に樋口一葉マニアがいたんだな!?
卑怯だぞ!!