夜中たわしです。
こちらの本、『コンピューターで「脳」がつくれるか』が最近話題だったので購入しました。今回はその感想についてです。
コンピューターで「脳」がつくれるか
私は人工知能などの未来を感じる技術が大好物なのですが、知識が偏っているので(主にSF方面)初心者向けの本をちょうど探していたのです。
本書の中身ですが、いわゆる普通の書籍を想像していたら、こんな感じでフルカラーでした。
平易な教科書のような感じで、すさまじく読みやすかったです。立ち読みもせず通販で買いましたが嬉しい誤算でした。
最近ディープラーニングや自動運転車など人工知能関連の話題が熱いですが、興味を持ち初めの方の入門書として最適な一冊です。
結構衝撃だったのは、今の人工知能技術をそのまま発展させても、ドラえもんや鉄腕アトムのような知能を持ったロボットは作れないというところ。(これ「はじめに」にもう書いてあります)
確かに漠然と、今の技術の延長では難しいかなあとは思っていました。最近だとソフトバンクのペッパーにいずれ知能が身につくかというと、まだ到底思えませんしね。
根本的に現在の技術と人間の脳の仕組みに乖離が大きいのが問題のようです。そもそも脳の仕組み自体がまだまだ解明されていない部分が多いです。このあたりもすごく分かりやすく説明されています。
ともかく、私は今未来が楽しみで仕方ありません。あと10年、20年もすれば、予想もつかなかったことが続々起こりますよ。それだけが楽しみで今生きてます。あとはブログくらい。
そういや人工知能関連の本は他にもいくつか持ってるんですが、読みかけで放置してます。本を買うのだけは得意なんですよ。読まないとなあ。(私は10冊くらいの本を並行して読みます)
おまけ
本日こんなツイートをいただきました。
夜中たわしさんのアイコン、
— ぬぉーまん (@Nuohman) 2016年10月4日
「日焼けしたおじさんが空を太陽を見上げてる顔」とずっと思ってた。
単なるたわしだった。https://t.co/V3cOa8Lb6g
単なるたわしだった(笑)
ちなみにこのアイコンです。
「目も口も鼻も髪も無いのに、自分の中では顔がちゃんと作られてた」とのこと。
人の顔がたわしのわけががないという先入観からでしょうねえ…。すごく興味深かったです。人工知能はこんな画像を与えられたらなんだと認識するんだろ。
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