こんばんは。夜中たわしです。
我が家で常習的に摂取している食品の1つに、ビヒダスヨーグルトというものがあります。
図1:ビヒダスヨーグルト(アロエ)
これです。アロエのやつを毎日食べてます。とてもおいしい。
本日はこのビヒダスヨーグルトを食べていて、困っている事例について紹介します。
フタにヨーグルトが付かない
文句だけ言うのは忍びないので、まず問題点の前にいいところを紹介します。
こちらをご覧ください。
図2:フタを開けた直後
フタにヨーグルトが全く付いていません。
これは偶然ではありません。
蓮の葉をヒントとして作った撥水構造により、非常にヨーグルトが付着しにくくなっています。
参考:4ポットヨーグルト史上初!ヨーグルトが付着しにくいフタに!|森永ビヒダスヨーグルト
下記の動画では、絵の具を弾いている様子を見ることができます。
これを初めて見た時には感動したものです。
もう傘や車のように雨を受ける道具は、全てヨーグルトのフタで作るべきなのでは?
ラベルの剥がし口
ここからが本題なんですが、このビヒダスヨーグルトの唯一の欠点。それはラベルが剥がしにくいことです。
(私の住んでいる地区ではゴミの分別が徹底されており「燃えるゴミ」と「プラ」を分けるという、あまりにも高度な対応が義務付けられています)
図3:はがし口
これをご覧ください。剥がし口が明記されていて、一見すると剥がしやすい……ように思えます。(ちなみに昔は明記していなかったものを、改善したようです)
でもこれ、右から剥がすのか、左から剥がすのか、わかりますか?
ちょっと考えてみてください。
図4:剥がした後
正解は、右からです。
私は初めてラベルを剥がそうとした時、左からかな? と思って格闘しました。
「矢印の方向に剥がせる」と思いません? そんなことありませんか!?
図5:よい例
こういう記載方法なら、間違いがありません。ちなみにこのサンプルはたまたま手元にあった、「グリーンダカラ」です。安売りをしてたので買いましたが、そんなに好きじゃないです。
さらなる罠
まあ私の直感に合わないのは仕方ないとして、右から剥がすのが正しいということさえ覚えてしまえばこちらのもの。必ず右から剥がせばいいんですから!
そんな私をさらなる悲劇が襲います。
図6:「ビヒ」は右から
図7:「ダス」は左から
図8:「アロ」は右から
図9:「ロエ」は左から
さあ大変なことになってきましたよ。
どうやら私の理論は、「ビヒ」と「アロ」にしか通用しないのです。
もちろん、「右から剥がす」と決めた翌日に「ダス」を全然剥がすことができず、「ダスーーッ!!」と言いながらちょっと暴れてしまい、足の指を台所に打ち付けてしまったことを打ち明けておかなければなりません。
【完全版】ビヒダスヨーグルトのラベル剥がし方向
剥がす方向を図示するとこうなります。
図10:ラベルはこう剥がせ
全部ラベルの向きを統一して欲しいところですが、工場の都合上やむを得ないのでしょう。
私も分野は違えど開発者の端くれ。そういうどうしようもない事情が出てくるのはよくわかります。
しかしそれは開発者の都合であり、ユーザーの利便性を無視した行いであることがあります。
私が新人の頃、安易に「だってこうプログラムした方が簡単なんですよ」と言ってしまい、よく怒られたのを思い出します。
しかしそれならもうちょっと納期を交渉するなり、人員を増やすなりしてくれてもいいんじゃないの? どうなんです? もう!!
おわりに
ということで、私がビヒダスヨーグルトについて「矢印の方向から剥がせばいい」ということを理解するまでに1ヶ月以上かかった話でした。私が優秀だったのでよかったものの、そうでなければもっと長期の修行が必要だったことでしょう。
それでは、みなさんも台所に足をぶつけないようお気をつけください。
地団駄を踏むのはやめましょう。