こんばんは、夜中たわしです。
みなさんはどんなジャンルのゲームが好きですか?
私が好きなのは、タイムトラベルしたり、時間を巻き戻したり、とにかく「時間」がテーマの作品です(これをジャンルと言っていいのかはよくわかりません)。
ということで、今まで私がプレイしたゲームの中から、タイムトラベルや時間移動系の要素のある作品をまとめました!
作品によってはネタバレを多少含むのでご注意ください(特に古いもの)。
どういう分類で順に並べるか迷いましたが、時間移動がゲームシステムにどの程度結びついているかで分けました。後半にいくほど結び付きが強く、マニアックな傾向になります。
ストーリーに時間移動が登場
クロノ・トリガー
タイムトラベル系のRPGで一番に思いつくのはこれでしょう。時空を越えて未来を救う、いまだに一番好きなゲームです。
時代を飛び回るのはもちろん、本作で有名になった「つよくてニューゲーム」という概念もある種、時間跳躍っぽい。(それを言い出すと「セーブポイントからやり直す」という行為もそうですが)
これ、今のタイミングで遊ぶならスマホ版になるのかなあ?
ゲーム機なら、PS版のゲームアーカイブスをPS3かVitaで遊ぶか、DS版ですね。
テイルズオブファンタジア
テイルズシリーズはかなりの作品がありますが、これが一番好き。過去に飛んだ主人公が「あの瞬間」に戻ってくるシーンが最高に熱い。自由に時代を行ったり来たりできるわけじゃないですが、過去や未来を旅する感じは相当楽しい。
今遊ぶならVitaでPSP版かな? このゲームはシリーズで移植回数が一番多いんで、そろそろ再移植されるかも。いや流石にもうしないか?
ドラゴンクエスト7
過去の世界のトラブルを解決して現代の世界を復活させていくストーリー。そういや同じ1日が延々繰り返す状態に陥ってる町も登場しました。
現代で復興した様子を見に行くのが楽しい。解決したと思って現代の様子を見に行ったら、まだ滅んでるじゃん。もう一度見に行くか……ってのを何回か繰り返すことも。
ドラゴンクエスト11
まだネタバレを書くには早い気がするので詳細は伏せますが、サブタイトルが「過ぎ去りし時を求めて」ですからこの記事に含めるくらいは大丈夫でしょう。
いわゆるそういう系の要素は含まれていて、それはとてもよかった(なんだこの感想は)。
アナザーエデン
スマホゲーですがシングルプレイ専用。課金なしでも割と普通にエンディングまで遊べて、クリアするとスタッフロールも流れる。
タイムトラベルがテーマのシナリオは骨太で、ほぼコンシューマーゲームのクオリティ。シナリオ担当の方がクロノトリガーと同じということもあってか、クロノトリガーのオマージュ多々あり。
キャラとシナリオが定期的に追加されており、よくよく考えると100人近いキャラクターが大挙して時間旅行している状況。ちょっとしたサブイベントでも過去に介入したりと、カジュアルに歴史を変えるのは面白いんですが、時空がメチャメチャになってそう。
レビュー記事:
シュタインズ・ゲート
いわゆる普通のノベルゲームに近いため本記事に含めるか迷いましたが、やはり外せません。
登場人物はほぼ全員常軌を逸していますが、タイムトラベルをテーマとしたストーリーは本当に秀逸で、物語が進むにつれて感情移入度がどんどん上がる。終盤のあの演出は最高に好き。
アニメをベースにしたリメイク版が発売予定ですが、果たしてどうなんでしょう……。
レイトン教授と最後の時間旅行
詳しくは言えませんが「最後の時間旅行」ですよ!
シリーズはすべて遊びましたが、一番好きです。
ゴーストトリック
ミステリーADV。開始直後に死んでしまいタマシイ化した主人公は、モノに取り憑く能力と操る能力を得ます。
特筆すべきは、死者に取り憑けば対象者が死ぬ4分前に戻れるという能力。なぜだか頻発する殺人事件や死亡事故をこの能力で回避しつつ、自分の死の真相に迫っていきます。
操ったギミックがピタゴラスイッチ的な動作するのが楽しく、パズル的な要素が強いです。
シナリオは逆転裁判で有名な巧舟さんということもあって、シナリオは折り紙付き。終盤のどんでん返しと伏線回収は半端ない。
ゲームシステムに時間移動が絡む
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
3日後に月が落下してくるのを防ぐため、オカリナを吹いて何度も3日間をやり直す。当時としては革新的なゲームシステム。
リアルタイムに時間が進み、住人たちがそれぞれの暮らしを送る世界観は楽しいです。
ゼルダシリーズで最も不気味な作品。
The Sexy Brutale(セクシーブルテイル)
時間を巻き戻す能力で殺人を未然に防ぐパズルADV。舞台は殺人事件の起きまくる仮面舞踏会。
殺人事件の発生後に時間が戻せるなら防ぐのは簡単そう、と思いきや「他人との直接接触が不可」という制限のため、難易度は結構高いです。あくまでも間接的に、人知れず被害者を救う方法を考えなければなりません。
ゲームはリアルタイムに進むのでモタモタしている時間はなく、効率的かつ他人に出会わないルートを見つける必要があります。このあたりはムジュラの仮面とよく似てますね。
Steam以外にPS4とニンテンドースイッチでも配信されています。スイッチで配信開始されたのはほんの数日前。
レビュー記事:
ラジアントヒストリア
死亡フラグをへし折るRPG。時間移動の力を得た主人公が平行世界を行き来しながら、本来死ぬ運命にあるキャラクターたちを救っていくストーリー。
時間移動はアドベンチャーゲームのようにルート分岐が可視化されていて、任意の地点に移動することが可能。
主人公の行動によりシナリオが変化するのは楽しく、真エンディングは感動もの。
DSで発売された当時はあまり評判にならず、わりと最近リメイク版が3DSで発売されましたがこれまたあまり評判になってません。かなり面白いんだけどな……。
鉄腕アトム アトムハートの秘密
なにやら意外なゲームが出てきたな、と思うかもしれませんがこれは一押し。アトムに限らず手塚キャラが多数(40キャラ以上)登場するお祭り作品。
ステージクリア型の横スクロールアクションなんですが、クリア後に2週目が存在します。2週目ではステージ選択が可能に。
これだけ聞けばスタンダードなシステムです。ですがステージ選択が可能になるのには理由があって、それは1週目のラストでアトムが非業の死(?)を遂げたのを火の鳥が助け、時間移動の能力を与えてくれたため。
1週目ではアトムどころか地球上のロボットすべてが破壊されてしまうんですが、それをステージ選択という名の時間移動でいかに救うか……? シナリオは神がかっており、キャラゲーの域を遥かに超えています。ついに手塚治虫により描かれることがなかった「火の鳥 アトム編」を名乗るに十分なクオリティ。
ゲームボーイアドバンスの作品なので今から遊ぶのは苦労する、というのが難点。
あの、素晴らしい をもう一度
見た目はただのノベルゲームですが、いつでも過去のシーンに戻れる「ANOS」というシステムを搭載。なんと未来での知識を過去に戻って利用することも可能。
データベースに記憶が蓄積され、特定の記憶を選択した状態でシーンに突入すると新たな展開が生まれる、という流れ。これによりノベルゲームなのにゲーム性が高く、謎解き要素が強い。
このゲーム、というかここまでに紹介した数本を扱うなら、同系統のシステムのはしりである「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」について話さなきゃならないと思うんですが、実は遊べてません。マジで申し訳ないです……。
タイムトラベラーズ
『街』や『428』の流れを組む、ザッピングシステムのADV。主人公たちの行動がお互いに影響を及ぼし、あるキャラの些細な行動の変化により別のキャラがバッドエンドに突入したり、回避できたりします。このシステムは楽しいのでもっと出てほしい。
常時好きな時系列を選んでプレイしなおす事ができるため、このシステムだけでも十分時間移動的。さらにタイトル通りメインストーリーもタイムトラベルをテーマとしたものに収束していきます。
タイムトラベル系の映画や小説などの小ネタが散りばめられているのもポイント。
ゲームシステムの中核に時間移動が絡む
ライフイズストレンジ
ボタンひとつで時間が巻き戻せる、夢の能力が使えるアドベンチャー。
情報を聞いてから時間を巻き戻して、あたかも知っていたように振る舞ったり、扉をぶち破った後に元通りにしたり、人の食べている食事を床にぶちまけたり……とやりたい放題。逆再生で時間が巻き戻されるのが気持ちいい。
レビュー記事:
Braid
ボタンひとつで時間が巻き戻せる、夢の能力が使えるアクションゲーム。ヌルヌル時間が巻き戻るのが気持ちよく、敵にやられても何事もなくやり直せる。
単にゲームオーバーの概念がないというわけではなく、巻き戻し無効のオブジェクトや敵がいたりするので、一筋縄ではいきません。パズル要素高めで、ステージが進めば新たなギミックが登場して飽きさせない。
ラストが衝撃的で、考察しがいのあるストーリーなのもいいです。
Sumoman
主人公が力士で、物理演算ありのBraid。もちろん力士は時間が巻き戻せます。
色々とインパクトが強すぎる。
実はこのゲームに関しては遊んでないんですが、ちょうどウィンターセールで値下げしてるんで買っときます。
おわりに
さあ年末年始は、ゲームで時間旅行にでも出ようじゃないですか。現実で時間を巻き戻したいですがそれはちょっと、困難なので。
そして「あのゲームがないぞ!!」ってのはぜひ教えてください。
私の積みゲーが増えます。
関連記事
今年買ってよかったゲームまとめ(2017年) - 夜中に前へ
スマホRPG『アナザーエデン』感想/無課金でどこまで楽しめるか - 夜中に前へ