トイレの水がチョロチョロと流れて止まらない、ということが水を流すと10回に1回程度発生するようになった。
再現性がそんなに高くなかったことと、トイレのトラブル対応なんて基本的にやりたくない作業であるため、「もしかしたら、気のせいでは?」と調査をなかなか進めなかったため問題の切り分けに1ヶ月ほどかかってしまった。
トイレのタンク内がどうなっているか、知らない人も多いかと思う。トイレを毎日使っているからには、ある程度は知っておきたい。でないと、子供にトイレの水がなぜ流れ、そして止まるのかを聞かれたが最後、答えることができず気絶してしまう懸念がある。
水が止まったり、止まらなかったりする場合は、ゴムフロートが問題となっている可能性がかなり高い。もしすごい勢いで水が流れて止まらなくなって、困り果ててこのブログを開いたのであれば、申し訳ない。このブログでは解決できないので、すぐ業者を呼んで欲しい!
ゴムフロートというのは、これ。嫁はこれを「黒きリンゴ飴」と呼ぶ。
これは、ちょうど風呂の栓とよく似た役割をしている。栓をひねると、栓が上がって水が流れる。大の方にひねると、より栓が上がり、多くの水が流れるようになっている。
調査したい場合は、水を抜いてからトイレのタンク内を見るとこいつがいるので、ゴム部分を触ってみて欲しい。するとゴムが劣化している場合、手が真っ黒になる。もし嫌いな奴が近くにいる場合は、その手で思いっきり触ってみてもいい。すげー怒られるはず。
ということで、交換用のゴムフロートを購入。本当なら、賃貸なので大家に頼んでも良かったけど、ゴムフロートがそんなに高額でもなかった(通販で送料込みでも1000円足らずで買える)のと、タンクの中を知りたかったので自分でやってみることにした。
これは、トイレタンクのメーカーによって形状が異なるので、買う場合は注意。
誤って違う種類のものを買ってしまった場合、ダウジングにでも使うしかないです。
で、実際の作業は10分とかからず終了。トイレのタンクの仕組みを考えた人は、えらい。
そういやタンクに付いてる、この手を洗うやつ。これ考えた人はマジで天才だと思う。次回流す予定の水を使って、手を洗える。恐るべき発想。1つのものに複数の機能を持たせた、素晴らしい機能美。
まあ、私はトイレを出てから手を洗う派なんで、使ったことはないんですが。